2018年6月29日(金)・7月13日(金)
「キャリアに関する問題解決実践型授業を見学して」
医学教育センター中川幹子先生のご担当で6月29日(金)、7月13日(金)に開催された医学部医学科・看護学科の1年生を対象とした合同授業で、「健康科学概論」のキャリアに関する問題解決型実践事業を見学してきました。
授業の内容は、16班を2つに分けて事前に渡されたテーマについて、KJ法と二次元展開法を用いてグループ討論したものを発表するようになっています。テーマは、1~8班は「将来、医療人として活動する我々が、現時点で身につけるべき資質とは」について、9~16班は「医療人として男女共にキャリアを継続するためには何が必要か」についてです。1つ目のテーマである「現時点で身につけるべき資質とは」では、コミュニケーション能力・人間力が大事という意見が多くのグループから上がっており「他人への気配りや思いやりを見つけれられるよう意識して行動する」との意見でまとまっていました。2つ目のテーマは、今までの健康科学概論の授業の内容(男女共同参画・プロフェッショナリズム・キャリアパスに関する講義)が活かされたものとなっており、育休からの復職支援体制についての意見が多く出されていました。
また、発表に対する質問やコメントも活発に出ており、活気あふれる授業でした。今回の授業から、学習支援システムmoodleを利用して発表への投票が行われ、学生たちが選んだベストの班が選出されました。
学生たちは、この授業を通じて、キャリアパスにおける問題について早くから意識することの大切さを感じているようでした。