活動紹介

男性医療人パパの会

第2回目となるパパの会が開催されました(詳細)

2017年2月3日(金)

2月3日(金)挾間キャンパス食堂「やまなみ」にて、第2回パパの会が開催されました。
今回は、医師12名、薬剤師3名、看護師1名、技術職1名、事務3名の総勢20名の、参加がありました。
テーマは「男性の育児休業取得について考える」でした。
大分大学では、大分大学における女性活躍推進法に基づく行動計画の中で「男性の育児休業取得者を10%以上とする」という目標を掲げていますが、過去5年間に男性の育児休業の取得がありません。
政府も男性の育児休業取得率を、2020年までに13%以上にするという目標を立てています。
しかし、一向に取得率は上がりません。
男性職員が育児休業を取得するという事についての賛成意見はもちろんのこと、反対意見、そしてそもそも何故育児意休業が取得出来ないでいるのかという事を多職種の方々に集まっていただき討論いたしました。
皆さん育児休業に興味はあるものの、「取れるものなら取りたいが、仕事が・・・、他の方に迷惑が・・・」という意見が多く、「そもそも年休さえも満足に取得出来ないのに育休の前に年休をきちんと取得出来るようにすべき」など、やはり男性が育休を取得するには、その制度や仕組みをしらなかったり、周りの同僚への仕事の負担を考えるとなかなかハードルの高いもののようでした。
「男性でも女性でも外で仕事ができ、家事・育児にも男女関係なく積極的に関われる社会」へと世の中の流れが変わってきている時代です。
時代の流れを汲んだ柔軟性のあるグローバルな会社では、もうすでに男性の育児休暇取得を推進するようになっています。リスク付きで育児休暇を取得するような社会が当然と捉えるのではなく、 男女関係なく働け、家事・育児が可能な社会を実現させようとして、男性の育児休暇取得推進の流れになっているのではないでしょうか。
参加された方からは「育休の仕組みを知っているようで、知らないことが多い。育休取得者を優遇するシステムが必要。」「他職種の方の話を聞けたのが非常に良かったです。」「他の方の意見が非常に参考になりました。前向きに育休を考えたいです。」などの意見が寄せられました。

 

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