活動紹介

男性医療人パパの会

ファーザーリング全国フォーラムinおおいた開催

2017年6月16日(金)・17日(土)

6月16日(金)・17日(日)の2日に渡り、ファザーリング全国フォーラムin大分がホルトホールで開催され、センターより医師1名スタッフ2名が参加してきました。
開催初日の開会式では、広瀬県知事をはじめ佐藤市長他、経済団体・行政の7名が県内の企業や団体に「イクボス」の輪が広がるようにとおおいたイクボス共同宣言をされました。大分県主催の分科会では、「働き方改革」のすゝめ~イクボスが進める!男の働き方改革~と題して、元祖イクボスでファザーリングジャパン理事の川島高 之氏の基調講演が行われました。現在、九州の男性は妻の7分の1しか家事をしていないというデータがあり、仕事と生活の両立ができるよう、男性の働き方改革が求められているそうです。そこで、男性の働き方改革に必要なのが、イ クボスです!イクボスとは、部下や次世代と、社会を育てるボスのことで、上司・経営者・管理職で以下を満たしている必要があるそうです。

①部下の私生活とキャリアを応援
②自らも、ワークライフバランスを満喫
③組織の目標(利益等)達成に強い責任感

女性の活躍のためには、イクボスの存在は不可欠な存在だと言われていました。また、働き方改革が求められる理由としては、これからの企業での主力選手は制約社員(働く場所や時間に制約のある社員)になりつつあるからだそうです。近い将来、制約社員の占める割合は7割となることが考えられ「戦力外通告できない」時代になってきており、男性正社員が失いかけている市場対応力をダイバーシティ組織が頼って再構築しなくてはなりません。その時に全員が活躍できるような職場であれば、業績やサービスの質など組織の成果が高まっているので、仕事と私生活の両立が可能な職場になるとのことでした。 現に川島さんのいた会社では3年間で効果が出ており、「ワークライフバランスは、福利厚生ではなく戦略!まずは、ボス自身が覚悟を持つことが大切」と最後にまとめられていました。その後、大分のワークライフバランス推進優良企業表彰を受けた株式会社日豊ケアサービスと株式会社大分銀行の取組みが発表されました。株式会社日豊ケアサービスでは働き方改革により離職率を大幅に減らすことができた事例を株式会社大分銀行では女性の支店長代理以上の役職者が増加した事例を発表されました。分かりやすく具体的な取り組み事例紹介により、他の企業も働き方改革について取り組みが推進されるのではと感じました。

おすすめページ

  • センター長の研究報告
  • 女性医療職等の働き方支援事業
  • パパ育休制度について
PAGE TOP