活動紹介

活動報告

医学部 医学科・看護学科合同「健康科学概論」の授業を見学

2017年7月14日(金)

「キャリアに関する問題解決実践型授業を見学して」

本学の医学教育センター 中川幹子先生の担当で7月14日に開催された「健康科学概論」のグループ討論の発表会の中で、キャリア教育の部分について見学してきました。
事前に与えられたテーマについて、KJ法と二次元展開法を用いてグループ討論したものを発表するという内容となっています。テーマは2つあり、16班を半分に分けて、1~8班は「将来、医療人として活動する我々が、現時点で身につけるべき資質とは」について、9~16班は「医療人として男女共にキャリアを継続するためには何が必要か」についての発表をされました。1つ目のテーマである「現時点で身につけるべき資質とは」では、コミュニケーション能力・人間力が大事という意見が多くのグループから上がっており「他人への気配りや思いやりを見つけれられるよう意識して行動する」との意見でまとまっていました。2つ目のテーマは、今までの健康科学概論の授業の内容(男女共同参画・プロフェッショナリズム・キャリアパスに関する講義)が活かされたものとなっており、育休からの復職支援体制についての意見が多く出されていました。また、司会進行や発表に対するコメントも学生が主体で行っており、活気あふれる授業でした。学生たちが医療人となるのは4-6年後になります。ワークライフバランスの問題の壁に遭遇するのはもう少し先かもしれませんが、このような授業を受講することで、キャリアパスにおける問題について早くから意識することは、非常に大切なことだと思いました。

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