活動紹介

活動報告

平成27年度第3回意識啓発セミナー開催

2016年2月3日(水)

平成28年2月3日(水)大分大学挾間キャンパス 卒後臨床研修センターセミナー室にて、平成27年度第3回 女性医療人キャリア支援センター意識啓発セミナーを開催しました。 講師に長崎大学副学長の伊東昌子教授をお迎えし「大学での医療キャリア支援の現状と課題」と題し講演いただきました。

長崎大学での幅広い取り組みなどを、伊東先生自身の経験と共にお話いただき、大分大学でも参考にさせていただきたいものもたくさんありました。 伊東先生は「朝メール」「夜メール」という習慣をチーム内で実施されているそうで、まず朝出勤後にチーム全員 に自分の今日一日の予定(仕事・作業・行動)をメールする。これが「朝メール」。 これを見ると、伊東先生に用事がある人も「この時間なら大丈夫そう」など把握出来ますし皆が情報を共有できる。 そして自分でも優先順位を考え「重要性」「緊急性」を考えることにつながる。どちらでもないタスクはやる事 自体を考え直すことにもつながる。 そして一日の終わりに今日の一日の実際の行動をメールする。これが「夜メール」。こうする事で自分自身の行動 の振り返りも出来る。 これは、すぐに真似が出来るし良い取り組みだと感じました。 そして印象に残った言葉が「女性の活躍は、ボスと旦那で決まる」というもの。皆さん納得のお言葉に、会場は 頷きと失笑が起きていました。 それぞれのワークライフバランスを良いものにするには、男性だからとか女性だからではなく社会全体で取り組ん でいく問題なのです。女性は支援されるだけでなく、長期的な高い目標を持って仕事を辞めず続けて欲しいと、 女性の活躍に力強いエールを送っていました。

講演後の質疑応答で「復職前と後の役職はどうされているのか」という質問には「産休や育休を取っても、なるべ く同じ役職に戻れるようにして、その人のモチベーションを保てるようにしなければいけないし、そうしているは ずだ」とお答えいただきました。 その他にも多くの質問があがり、活気あるセミナーとなりました。 参加者のアンケートからも「女性としてとても先生の話に勇気づけられました」「女性が必ず悩む問題だと思います。日頃聞けないお話を聞くことができてとても良かった」などの感想が寄せられました。

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