活動紹介

活動報告

九州大学きらめきプロジェクト10周年記念講演会に参加しました

2016年9月20日(火)

9月20日(火)九州大学きらめきプロジェクト10周年記念講演会が九州大学医学部百年講堂大ホールで開催され、センターよりスタッフ2名が参加してきました。
きらめきプロジェクト十年記念講演会ということで、会場の九州大学医学部百年講堂大ホールには200名以上の参加がありました。前半の活動報告では、発足当初のきらめきプロジェクト利用者は2名ということでしたが、10周年を迎え年間に20名を超える利用があり、復帰支援として着実に効果を上げているとのことでした。また、男性も利用できるということで、「きらめきプロジェクトを利用した男性医師はいないのでしょうか」という質問では、男性からの申出はあったそうですが、主計者であるため、勤務時間が週20時間未満のきらめきでは、勤務時間が少ないので、生活を考え、医局で時短の対応をしてもらったとのことでした。今後、医師夫妻等で利用してくれる方が出てきてくれれば、対応していきたいと樗木先生がお答えしていました。きらめきプロジェクトを利用された、第1期生の2人の女性医師の体験では、短時間でも辞めずに続けられる支援があることで、キャリアを継続できることが分かりました。
後半の記念講演では、3人の方が講演をされましたが。様々な立場の方が、女性の支援をされていることが分かりました。水田先生は、女性医師の先駆者としていろいろな課題を乗り越られており、「無理なことはさせずに楽なことをさせるのは支援ではない」、「女性の涙は汗だと思ってくださいという」というお言葉から、女性医師をきちんと育てたいという思いを感じました。久保先生、古川先生のお話では、両先生も女性を登用する環境を十分に作っているように感じました。
会場には子ども連れでの参加者もおり、九州大学でのきらめきプロジェクトの実績が感じられました。今後、少しずつになるとは思いますが、大分でも取り入れられそうなことを提案していきたいと思います。

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